KING OF TIME(キングオブタイム)とは?料金や機能、口コミを解説

KING OF TIME(キングオブタイム)とは?料金や機能、口コミを解説

自社に合う勤怠管理システムを探しているが、サービスごとの違いがよくわからないという方も多いと思います。

そんな方のために本記事では、KING OF TIMEの料金や口コミ、主な機能、類似サービスとの相違点を紹介していきますので、勤怠管理システム選びの参考にして下さい。

目次
  1. 1. KING OF TIMEの費用・料金プラン
    1. 1-1. ユーザー1人につき一律330円(税込み)
  2. 2. KING OF TIMEとは?導入のメリット
    1. 2-1. 打刻方法が多様
    2. 2-2. 多数の外部サービスと連携可能
    3. 2-3. 海外企業向けの導入支援サービスがある
  3. 3. KING OF TIMEの導入が向いている企業
    1. 3-1. 従業員の働き方が多様な企業
    2. 3-2. 別のサービスと連携したい企業
    3. 3-3. 海外にも拠点がある企業
  4. 4. KING OF TIMEの導入事例
    1. 4-1. 四国繊維販売株式会社
    2. 4-2. 株式会社フィナンシャル・エージェンシー
    3. 4-3. 株式会社京都スペーサー
  5. 5. KING OF TIMEの口コミ・評判
    1. 5-1. 良い口コミ
    2. 5-2. 良くない口コミ
  6. 6. 類似の勤怠管理システムとの比較
  7. 7. KING OF TIMEの費用やメリット、口コミを紹介しました

KING OF TIMEの費用・料金プラン

ユーザー1人につき一律330円(税込み)

KING OF TIMEは、基本的には初期費用・追加料金なしで1名につき月額330円で利用できます。そのため、利用料金の計算がしやすいことが特徴。ただし、有料の打刻機を利用する場合は初期費用が発生するので、注意してください。ICカードリーダーや指紋リーダー、指静脈リーダーなどの有料の打刻機の料金は、公式サイトの見積もりフォームなどで確認できます。

KING OF TIMEとは?導入のメリット

KING OF TIMEを導入する主なメリットは以下の3つ。

  • 打刻方法が多様
  • 多数の外部サービスと連携可能
  • 海外企業向けの導入支援サービスがある

このほかにも、専門知識を持つスタッフによるサポート体制が備わっていることや、最新のセキュリティシステムが完備されているなどのメリットがあります。勤怠管理システムの知識があまりない方でも安心して利用可能です。

以下で各項目の詳細を解説していきます。

打刻方法が多様

KING OF TIMEは、多くの打刻方法が豊富なことが特徴の1つ。

PCによるパスワード認証、モバイル機器での認証、ICカード認証といった一般的な打刻方法のほか、顔認証や指紋認証、静脈認証など20種類の打刻方法に対応しています。

珍しい打刻方法として、次世代の2次元カラーコードである「カメレオンコード」を利用した認証や、指紋認証と指静脈の両方を利用する指ハイブリット認証なども採用。そのほかにも様々な打刻方法があるため、働き方にあった打刻方法を選ぶことができます

多数の外部サービスと連携可能

KING OF TIMEは、freeeやマネーフォワードクラウド給与など30以上の外部サービスと連携が可能なことも特徴。

連携できるサービスは、給与計算や労務管理、人事管理、シフト管理、データ分析、PCログオン管理、入退室管理、売上管理など。勤怠データを自動で連携してくれるため、外部サービス側での入力の手間を省くことができるだけでなく、入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぐ効果もあります。

海外企業向けの導入支援サービスがある

KING OF TIMEは、英語設定やタイムゾーン設定を利用することで海外での利用も可能です。

また、海外の企業で利用をする際は、連携しているシンガポールの現地法人で導入のサポートを受けられます。海外の各国で導入支援をした経験を持つスタッフが英語や日本語などで対応してくれるので、安心して利用可能です。

ただし、シンガポールの現地法人を経由して導入する場合は日本での契約と内容が一部異なるので、利用をする際はきちんと内容の違いを確認をしましょう。

KING OF TIMEの導入が向いている企業

KING OF TIMEの導入が向いているのは、主に以下に当てはまるような企業です。

  • 従業員の働き方が多様な企業
  • 別のサービスと連携したい企業
  • 海外にも拠点がある企業

各項目の詳細について解説していきます。

従業員の働き方が多様な企業

1つ目は、従業員の働き方が多様な企業です。一例ですが、キングオブタイムを利用している企業で、工場の作業スタッフはICカードでの打刻、営業・事務スタッフはPCやスマホでの打刻と使い分けている会社があります。

営業スタッフなどは外出先から直帰するケースなどが発生するため、どこでも利用可能なスマートフォンでの打刻のほうが適しています。一方で、工場の作業スタッフは基本的に工場から出ることがありません。そのような場合に使い分けができるので、働き方が多様な企業におすすめです。

別のサービスと連携したい企業

2つ目は、別のサービスと連携したい企業です。

KING OF TIMEは、代表的なものだけでも30以上もの外部サービスと連携ができる勤怠管理システム。既に使っている給与計算サービスなどとの連携に対応している場合は、連携することで自動で入力されるので、手動で入力する手間が省けます。また、入力作業を自動で行ってくれるため、入力ミスのリスクを減らすことも可能です。

対応しているサービスは、給与計算、労務管理、人事管理、組織戦略、シフト管理、データ分析、PCでログオン管理、入退室管理、売り上げ管理、メンタルヘルスなど。詳細なサービス名はKING OF TIMEの公式サイト内で確認できます。

海外にも拠点がある企業

3つ目は、海外にも拠点がある企業です。

KING OF TIMEは英語での利用が可能で、タイムゾーンの設定もできるので海外でも問題なく利用できます。海外にしか拠点がない企業の場合は現地の言語だけで済みますが、日本と海外のどちらにも拠点がある企業の場合は、両方の言語が使えるかが重要です。そのため、日本語と英語の両方を使えるKING OF TIMEの利用が向いています。

実際、マレーシアの企業でKING OF TIMEが利用された事例があり、以下のような効果が出てい
ます。

  • 出勤、退勤時間がリアルタイムで確認可能になった
  • 編集がいつでもできるようになった
  • 手作業の必要なしに打刻データを取り出せるようになった

また、担当者より「簡単に導入できたのが良かった」「打刻忘れなどの管理・編集が楽にでき、管理しやすくなった」などの評価を得ていました。

KING OF TIMEの導入事例

KING OF TIMEは、導入企業数47,000社を超えており、公式サイト上では300件近くもの導入事例が公開されています。様々な業種での導入事例があるので、自社に近い導入事例を見つけやすく、導入後のイメージがしやすいこともポイント。

以下、導入事例の一部を紹介していきます。KING OF TIMEを導入するか検討する際の参考にして下さい。

四国繊維販売株式会社

業態は寝具・インテリア商品の製造販売、勤怠管理システムの利用者数は100名~120名。導入前は紙のタイムカードを利用していました。

【導入前に抱えていた課題】

  • 勤怠の締め作業に月2日かかっていた
  • 打刻間違いの修正が大変

【導入後の主な成果】

  • 勤怠の締め作業が1時間に短縮
  • 打刻ミスをアラートで教えてくれるため確認の手間を削減

締め日の翌日に手作業でタイムカードから計算し、勤怠集計結果を給与計算ソフトなどに打ち込んでいたところに導入、手作業での集計をすべて無くし効率化に貢献

また、打刻のエラーや打刻漏れをアラートで教えてくれる機能やリストアップしてくれる機能があるため、打刻忘れやエラーのチェックを無くすことに成功

本社工場勤務はICカード、拠点が離れている物流部門はアプリ、出張がある営業スタッフはICカードとアプリで打刻というように複数の打刻方法を活用しています。

参照元:四国繊維販売株式会社(KING OF TIME公式サイト内導入実績ページより)

株式会社フィナンシャル・エージェンシー

業態は保険代理店、保険サービス関連のアウトソーシングおよびコンサルティングで、勤怠管理システムの利用者数は約600名。導入前は他社の勤怠管理システムを使っていた会社です。

【導入前に抱えていた課題】

  • 既存の勤怠管理システムでは保守費がかさんでいた

【導入後の成果】

  • 残業時間の把握が容易になり、有休などのスケジュールも立てやすくなった
  • 給与支払いシステムと連携ができたため、業務を効率化できた

【導入の決め手】

  • 時間休に対応できる
  • 使った分だけの従量課金なのでランニングコストが安価

1名あたり330円で利用できるため、他社の勤怠管理システムよりランニングコストを抑えることができました。また、以前利用していた勤怠管理システムでは残業時間を従業員が個別に確認する機能がありませんでしたが、KING OF TIMEでは簡単に確認可能。そのため、残業時間の調整や有休のスケジュールが立てやすくなりました

給与の支払いシステムとの連携もできたので、給与の支払いシステム側に入力する手間が省くことができ、業務の効率化を実現しました。

参照元:株式会社フィナンシャル・エージェンシー(KING OF TIME公式サイト内導入実績ページ
より)

株式会社京都スペーサー

業態は建築・土木用資材の製造、加工および販売で、勤怠管理システムの利用者は約400名の会社
です。

【導入前に抱えていた課題】

  • 従来のシステムでは自由にシフトを作成できず、労働実態の無い打刻時刻を起点に労働時間がカウントされていた

【導入後の成果】

  • より正しい時間管理や時間の集計ができるようになった
  • 休暇の取得日や休暇の有効期間が従業員の画面に表示されるため、従業員自身で確認できるようになり、確認の工数を省けた

【導入の決め手】

  • 現場の管理者によって、自由にシフトが作成できること
  • 会社として膨大な数のスケジュール登録が不要
  • 法改正に対応したルールなどが自動的にアップデートされる

KING OF TIMEでは管理者によって自由にシフトを作成できるため、正しい勤務実態に合わせることができ、管理を大幅に改善できました。自動アップデートにより法改正などに対応できることも導入の決め手でした。

この会社では、工場作業スタッフはICカードカード、営業・事務スタッフはPCやスマートフォンのアプリでの打刻と使い分けて利用しています。

参照元:株式会社京都スペーサー(KING OF TIME公式サイト内導入実績ページより)

KING OF TIMEの口コミ・評判

KING OF TIMEの口コミや評判について紹介していきます。

良い口コミ

  • 操作がわかりやすく、簡単に使える
  • アラート機能があるため残業時間が管理しやすく、定期監査対策にもなる
  • 打刻の種類や機能などが豊富

良くない口コミ

  • 打刻の一括修正ができないので、打刻ミスがまとまって発生した場合に不便
  • 機能が多いので、管理者に知識がないと最大限に活かすことが難しい

全体的に機能が多いことに関する口コミが多い印象があります。そのほかには、指紋認証や静脈認証を導入したことにより、不正な打刻を防ぐことができたという口コミもありました。

類似の勤怠管理システムとの比較

類似する勤怠管理システムとの比較表は以下のとおりです。

 

特徴

1名あたりの料金

KING OF TIME

・打刻方法が多様

・多数の外部サービスと連携可能

・海外企業向けの導入支援サービスがある

月額330円(税込み)

(有料オプション多数)

ジョブカン勤怠管理

・テレビ朝日など大企業でも導入実績が豊富

・ジョブカンの他システムと連携可能

・必要な機能を組み合わせて利用できる

月額220円~550円

(税込み)

(機能数により変動)

RecoRu

・厳選されたシンプルな画面で迷いにくい

・一画面にまとまっていてわかりやすい

・1名あたりの月額が安い

月額110円(税込み)

(オプションなし)

そのほかの勤怠管理システムも比較したい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事:【労務担当必読】勤怠管理システム比較16選|比較すべきポイントも解説

KING OF TIMEの費用やメリット、口コミを紹介しました

KING OF TIMEの費用やメリット、口コミを紹介してきました。

KING OF TIMEは、多くの打刻方法に対応していること、様々な外部サービスと連携できること、海外向けの支援サポートもあることを理解していただけたと思います。

外部サービスと連携させたい方や複数の打刻方法を利用したい方はぜひ検討してみてください。30日間の無料体験で実際に試すこともできますので、導入するか迷ってしまったら、無料体験で試してみるのもよいでしょう。