労務管理システムおすすめ12選!比較ポイントやメリットも解説

労務管理システムおすすめ12選!比較ポイントやメリットも解説

社内で入退社手続きや休暇管理などの労務業務が増えてきたため、労務管理システムの導入を検討している方へ。システムの種類が多くて、何を選べばいいかと悩んでいませんか?

本記事では、労務管理システムの比較ポイントやおすすめ製品などを紹介します。自社に合う労務管理システムをお探しの方は、ぜひご覧ください。

目次
  1. 1. 労務管理システムとは?
    1. 1-1. 労務管理と勤怠管理の違い
    2. 1-2. 労務管理システムの機能
  2. 2. 労務管理システムの比較ポイント
    1. 2-1. 対応可能な業務範囲はどこまでか
    2. 2-2. 他システムとのデータ連携はできるか
    3. 2-3. 電子申請への対応はできるか
    4. 2-4. サポート体制は十分か
    5. 2-5. 従業員が入力できる仕組みがあるか
  3. 3. おすすめの労務管理システム12選
    1. 3-1. 無料で導入できる労務管理システム
    2. 3-2. シリーズ連携ができる労務管理システム
    3. 3-3. 人事労務全般に対応している労務管理システム
  4. 4. 労務管理システムを導入するメリット
    1. 4-1. 従業員のデータを一元管理できる
    2. 4-2. 行政への書類提出の手間を削減できる
    3. 4-3. 法令改正に対応できる
  5. 5. おすすめの労務管理システムを紹介しました

労務管理システムとは?

労務管理システムとは、社会保険や雇用契約の手続きなど、社内の労務手続きを効率化する為のシステムのことです。製品を選ぶ前に、まずは労務管理システムの定義や機能を理解しておきましょう。

労務管理と勤怠管理の違い

労務管理と勤怠管理の違い

労務管理と混同されやすい概念として「勤怠管理」があります。

勤怠管理は、出退勤時間や休暇取得状況など、従業員の勤務状況を管理することを指します。勤怠管理は、労務管理の中に含まれている1つの項目です。つまり、労務管理をする上では、勤怠管理も適切に行う必要があるということ。

まとめると、以下の通りです。

  • 労務管理:社会保険や雇用契約の手続きなど、社内の労務手続きを管理
  • 勤怠管理:労務管理の一部で、出退勤時間や休暇など、従業員の勤務状況を管理

「労務管理全般を効率化したいのか」「勤怠管理のみでいいのか」などシステム導入の目的によって、選ぶべきシステムが変わります。

本記事では労務管理ができるシステムを紹介します。勤怠管理システムをお探しの方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【タイプ別】勤怠管理システム比較20選!機能や選び方を解説

労務管理システムの機能

労務管理システムの主な機能は以下です。

機能

詳細

入退社の手続き

社会保険や雇用保険の資格取得届・喪失届などを作成・提出する

従業員情報の管理

従業員の住所や家族情報などを管理する

雇用契約の手続き

雇用契約書や秘密保持契約書を作成・締結する

マイナンバー管理

マイナンバーを収集して管理する

年末調整の手続き

給与支払報告書や源泉徴収票など年末調整に必要な書類を作成・提出する

労務管理システムに搭載されている機能はシステムによっても様々です。システムを導入する目的にあわせて、必要な機能を洗い出しておきましょう。

労務管理システムの比較ポイント

労務管理システムの比較ポイント

続いて、システム選びに失敗しないためにも、労務管理システムの比較ポイントを確認しておきましょう。

対応可能な業務範囲はどこまでか

先述した通り、労務管理システムと一口にいっても、システムごとに機能は様々です。システムが対応している業務範囲を確認しておきましょう。

たとえば労務管理のみ対応しているシステムや、勤怠管理や給与計算などのバックオフィス全般をカバーする機能も備えているシステムなどがあります。また、自社が加入している健康保険に対応しているかどうかも注意が必要です。

対応可能な業務範囲を確認した上で、自社に必要な機能が備わっているシステムを選びましょう

他システムとのデータ連携はできるか

勤怠管理システムや給与計算システムなど、すでに他のシステムを導入している場合は、既存システムとの連携や移行が可能かを確認しておきましょう。

既存システムと連携ができずに管理が重複してしまうと、逆に非効率になってしまう場合があるからです。

勤怠管理、労務管理などシリーズごとに提供しているシステムや、バックオフィス全般を効率化させるシステムなど、製品によって提供方法や対応範囲が異なります。

他システムとの兼ね合いも見越して導入を決めましょう。

電子申請への対応はできるか

電子申請に対応しているかも選定ポイントの1つ。

電子申請に対応している労務管理システムなら、役所やハローワークへ担当者が提出しに行く手間が不要になります。たとえば社会保険や労働保険などの手続きに対応しています。

申請からステータスや有効期限の確認まで対応できるシステムもあり、工数の削減が可能です。

サポート体制は十分か

労務管理システムの導入や運用をスムーズに行うためには、サポート体制が十分かどうかも確認しておきたいところ。具体的には、以下の観点をチェックすることをおすすめします。

  • 導入サポートの有無
  • 専任担当者の有無
  • 導入後のサポート方法
  • サポートにかかる費用
  • サポートが可能な時間

たとえば、運用に不安があるならオンラインサポートがあるシステムを、労務管理効率化の提案まで求めるなら専任担当者がつくシステムを選ぶなど。自社の状況や有識者の有無にあわせて、どこまでのサポートを求めるか検討しましょう

従業員が入力できる仕組みがあるか

従業員がデータを入力できるかどうかも確認しておくべきポイントです。

労務管理関連のデータを収集する際に従業員が直接入力ができる仕組みがあれば、人事担当者の負担が軽減されます。

労務業務のさらなる効率化のために、チェックすることをおすすめします。

おすすめの労務管理システム12選

ここからは、おすすめの労務管理システムを紹介します。本記事では以下の分類で紹介していき
ます。

  • 無料で導入できる労務管理システム
  • シリーズ連携ができる労務管理システム
  • 人事労務全般に対応している労務管理システム

自社が求める条件にあわせて検討しましょう。

無料で導入できる労務管理システム

まずは無料プランありの労務管理システムを紹介します。「利用する機能や人数が小規模」「まずは無料で試してみたい」場合におすすめです。

ジョブカン労務HR

ジョブカン労務HR

画像引用:ジョブカン労務HR

おすすめポイント
  • 労務担当者300人の声を活かした豊富な機能
  • ジョブカンシリーズの連携でさらに便利に

ジョブカン労務HRはシリーズ累計150,000社以上の導入実績がある労務管理システムです。

労務担当者300人の声を活かして用意された豊富な機能が魅力。従業員情報管理や労務手続き、年末調整など労務管理に必要な機能が搭載されています。また、電子申請にも対応しており、役所まで足を運ばずに書類の提出が可能です。

「ジョブカン勤怠管理」や「ジョブカンワークフロー」などのジョブカンシリーズと連携すれば、さらに便利に。必要なサービスを選んで運用することで、さらに幅広い領域で人事労務業務を効率化します。

5名までの利用なら無料プランの用意もあり。手続きの保存期間が30日間で、他サービスとのデータ連携の制限もありますが、小規模での導入なら検討もありでしょう。

提供会社

株式会社Donuts

導入実績

シリーズ累計150,000社以上導入

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

年末調整の手続き

電子申請

サポート体制

・メール

・チャット

・電話

・導入サポート(別料金)

他システムとの連携

・電子印鑑GMOサイン

・マネーフォワード IT管理クラウド

・OneLogin

など

無料トライアル

30日間

初期費用

なし

利用料金

・有料プラン:1ユーザーあたり440円/月

・電子契約機能:1送信あたり220円/件

SmartHR

SmartHR

画像引用:SmartHR

おすすめポイント
  • 労務業務だけでなく、人事業務やタレントマネジメントまで幅広くサポート
  • 30名まで利用可能な「¥0プラン」あり

SmartHRは登録社数50,000社以上の実績がある労務管理システムです。

SmartHR1つで、承認・申請機能や従業員データベースなどの人事業務から、人事評価や組織図などのタレントマネジメントまで幅広くサポート。労務管理では、社会保険や雇用保険の手続き、年末調整、電子申請などに対応しています。目的にあわせて3つのプランから選べる点が魅力です。

また、30名までの小規模事業なら、人事や労務手続きに必要な機能だけを備えた「¥0プラン」の利用が可能。小規模での利用なら無料プランの検討もおすすめです。

提供会社

株式会社SmartHR

導入実績

登録社数50,000社以上

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

年末調整の手続き

電子申請

サポート体制

・カスタマーサクセス(従業員数101名以上の組織)

・導入サポートコンテンツ

・チャットによるカスタマーサポート

他システムとの連携

・kaonavi

・Slack

・HITO Linkリクルーティング

など

無料トライアル

15日間

初期費用

なし

利用料金

要問い合わせ

シリーズ連携ができる労務管理システム

次に、シリーズ連携をすることでさらに多機能になる労務管理システムを紹介します。

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

画像引用:奉行Edge 労務管理電子化クラウド

おすすめポイント
  • 人事管理や電子申請などシンプルな機能を搭載
  • 奉行クラウドシリーズとの連携で総務・人事・労務業務を効率化

奉行Edge 労務管理電子化クラウドは総務・人事・労務業務を効率化する奉行Edgeシリーズの中の1つです。

社員情報の一元管理・自動更新や電子申請、オンライン雇用契約などに対応。マイナンバー管理や年末調整などは対応しておらず他のシリーズ製品を利用する必要がありますが、労務管理に必要なシンプルな機能が備わっています。

「請求管理電子化クラウド」「勤怠管理クラウド」などの奉行クラウドシリーズと連携すれば、さらに幅広い業務を効率化することが可能です。自社に必要な機能にあわせて選択するといいでしょう。

提供会社

株式会社オービックビジネスコンサルタント

導入実績

-(要問い合わせ)

機能

入退社の手続き

×

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

×

年末調整の手続き

×

電子申請

サポート体制

・導入ガイド

・導入支援サービス(有償)

・ヘルプセンター

・チャットボットサポート

など

他システムとの連携

・奉行クラウドシリーズ

・LINE WORKS

・CELF

など

無料トライアル

30日間

初期費用

0円

利用料金

月額利用料 :15,000円

月額550円/人

※契約は法人単位で年間契約

※従業員20名で労務担当者1名の場合。

従業員21名以上、労務担当者2名以上の

価格は要問い合わせ

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

奉行Edge 労務管理電子化クラウド

画像引用:マネーフォワード 人事管理

おすすめポイント
  • やるべきことがわかりやすいマイページ機能
  • 給与や勤怠などのマネーフォワードシリーズと連携してさらに便利

マネーフォワード クラウド勤怠は、株式会社パソナHRソリューション(人事BPO※)や株式会社ドームユナイテッド(製造販売)での導入実績がある人事管理システムです。

※企業の業務プロセスの一部を外部委託すること

入退社などの手続きや従業員情報の一元管理に対応しています。マネーフォワードシリーズと連携すれば、マイページにログインするだけでやるべき業務を把握することが可能。

また、クラウド勤怠やクラウド給与などのマネーフォワードシリーズと連携すれば、さらに幅広い業務を効率化できます。たとえばクラウド人事で収集した従業員情報をワンクリックでクラウド給与に取り込むことも可能です。

提供会社

株式会社マネーフォワード

導入実績

・株式会社パソナHRソリューション

(人事BPO)

・株式会社ドームユナイテッド(製造販売)

・株式会社京都創薬研究所(創薬)

など

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

-(要問い合わせ)

マイナンバー管理

-(要問い合わせ)

年末調整の手続き

-(要問い合わせ)

電子申請

-(要問い合わせ)

サポート体制

・FAQ

・使い方ガイド

・管理者向けEラーニング

など

他システムとの連携

・マネーフォワードシリーズ

無料トライアル

-(要問い合わせ)

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

-(要問い合わせ)

ジンジャー人事労務

ジンジャー人事労務

画像引用:ジンジャー人事労務

おすすめポイント
  • 人事情報を集約し自動連携
  • ジンジャーシリーズと連携してバックオフィス全体を効率化

ジンジャー人事労務はリソルホールディングス株式会社(サービス)や株式会社柿本榮三美容室(美容)などでの導入実績がある労務管理システムです。

人事情報をジンジャーシリーズ共通のデータベースに集約し、自動連携します。情報はリアルタイムで各システムに反映されるため、必要な情報を抜け漏れ・遅延なく管理できます。また、雇用契約の手続きや年末調整の依頼などの一部機能は有料オプションで追加が可能です。

ジンジャー勤怠やジンジャー給与などのシリーズと組みあわせて利用することで、バックオフィス全体を効率化できます。

提供会社

jinjer株式会社

導入実績

・リソルホールディングス株式会社(サービス)

・株式会社柿本榮三美容室(美容)

・株式会社モスフードサービス(飲食・サービス)

など

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

〇(オプション)

マイナンバー管理

年末調整の手続き

〇(オプション)

電子申請

〇(オプション)

サポート体制

・メール

・チャット

・電話(Basicプラン以上)

・専属サポート(Basicプラン以上)

・導入サポート(Basicプラン以上)

・訪問サポート(Professionalプラン)

など

他システムとの連携

ジンジャーシリーズ

無料トライアル

1ヶ月

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

月額300円/人〜

※利用するサービスによって変動

オフィスステーション労務

オフィスステーション労務

画像引用:オフィスステーション労務

おすすめポイント
  • 入社・退職・年末調整などに関わる110帳票に対応可能
  • 連携できるサービスが豊富

オフィスステーション労務は株式会社フォーラムジャパン(人材派遣)や株式会社スープストックトーキョー(飲食)などでの導入実績がある労務管理システムです。

110もの帳票に対応しており、社会保険45種類、雇用保険22種類など、さまざまな帳票を作成できます。

また、連携できるサービスが豊富な点も特徴。たとえば給与奉行 i10や弥生給与などの給与ソフトやKING OF TIME、ジョブカン勤怠管理などの勤怠ソフト、会計システムなど。また、オフィスステーションシリーズの「年末調整」や「給与明細」「有給管理」などのシステムもいつでも追加可能。

システム連携により、自社に必要な機能を選んで追加できるところが強みです。

提供会社

株式会社エフアンドエム

導入実績

・株式会社フォーラムジャパン(人材派遣)

・株式会社スープストックトーキョー(飲食)

・学校法人順天堂(教育・医療)

など

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

-(要問い合わせ)

年末調整の手続き

電子申請

サポート体制

サポートデスクあり

他システムとの連携

・弥生給与

・KING OF TIME

・カオナビ

など

無料トライアル

30日間

初期費用

登録料:110,000円

利用料金

製品利用料:440円/名

COMPANY 人事管理

COMPANY 人事管理

画像引用:COMPANY 人事管理

おすすめポイント
  • 人事情報の収集から管理、可視化を実現
  • シリーズで入社から退職までの人事労務を網羅

COMPANY 人事管理は約1,200法人グループの大手法人で利用(COMPANYグループの実績)実績がある労務管理システムです。

雇用や異動、出向、再雇用などの人事業務を支援し、人事情報を一元管理。蓄積された人事情報は検索機能を用いて検索したり、集計作業を行うことも可能です。また、組織や人を可視化する組織ツリー図や発令管理、評価ワークフローや評価入力の支援など、人事管理の業務に特化している点が特徴です。

COMPANYシリーズでは、勤怠管理や雇用手続き管理、ID管理、タレントマネジメントなど人事労務を網羅するシステムの用意があります。必要なシステムを選んで利用するといいでしょう。

提供会社

株式会社Works Human Intelligence

導入実績

約1,200法人グループの大手法人で利用

(COMPANYグループの実績)

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

-(要問い合わせ)

マイナンバー管理

-(要問い合わせ)

年末調整の手続き

-(要問い合わせ)

電子申請

-(要問い合わせ)

サポート体制

・サポート掲示板

・年間保守計画の策定

・活用状況分析サービス

・ユーザー会

など

他システムとの連携

COMPANYシリーズと連携可能

無料トライアル

-(要問い合わせ)

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

-(要問い合わせ)

人事労務全般に対応している労務管理システム

続いて、人事労務全般に対応している労務管理システムを紹介します。

クラウドハウス労務

クラウドハウス労務

画像引用:クラウドハウス労務

おすすめポイント
  • 入社手続きや雇用契約、社員情報の一元管理などの人事労務をサポート
  • 希望企業には専任担当による1〜2か月の導入支援あり

クラウドハウス労務は株式会社サン(飲食)や株式会社トリプルスリー(IT・コンサル)などでの導入実績がある労務管理システムです。

入社手続きや雇用契約、社員情報の一元管理などの人事労務を幅広くサポートします。WEB給与明細やマイナンバー管理、年末調整など機能が豊富な点が魅力です。

また、サポート面では電話やメールでのサポートのほか、希望する企業には専任担当による1〜2か月の導入支援があります。導入に不安がある企業には安心でしょう。

提供会社

株式会社Techouse

導入実績

・株式会社サン(飲食)

・株式会社トリプルスリー(IT・コンサル)

・株式会社七葉(サービス)

など

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

年末調整の手続き

電子申請

-(要問い合わせ)

サポート体制

・サポートサイト

・サポートデスク

・導入支援担当(オプション)

他システムとの連携

-(要問い合わせ)

無料トライアル

-(要問い合わせ)

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

月数万円から(要問い合わせ)

HRBrain労務管理

HRBrain労務管理

画像引用:HRBrain労務管理

おすすめポイント
  • 入社手続きや社員情報管理、電子申請など幅広く支援
  • サポートメニューが充実

HRBrain労務管理は累計導入社数 2,000社以上の実績がある労務管理システムです。

入社手続きや社員情報管理、電子申請、年末調整など労務管理に必要な業務を幅広くサポートしています。さらに、手続き内容や進捗をリアルタイムで把握可能。状況を可視化することで、業務のブラックボックス化やタスクの抜け漏れを防ぎます。

また、サポートが充実しているところも特徴です。専用担当による初期設定や導入支援、活用支援のサポートや、活用事例の共有などもサポートしてもらえます。ヘルプデスクや使い方動画、ヘルプページの用意もあり、不明点があればすぐに解消できる体制が整っています。

提供会社

株式会社HRBrain

導入実績

累計導入社数 2,000社以上

機能

入退社の手続き

従業員情報の管理

雇用契約の手続き

-(要問い合わせ)

マイナンバー管理

年末調整の手続き

電子申請

サポート体制

・専用担当によるサポート

・ヘルプデスク(チャット・電話)

・Webセミナー

・活用事例の共有

・使い方動画

・ヘルプページ

他システムとの連携

・SmartHR

・freee人事労務

・PCAクラウド給与

など

無料トライアル

あり

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

-(要問い合わせ)

※利用人数に応じて変動

ARROW

ARROW

画像引用:ARROW

おすすめポイント
  • シフト管理や勤怠、給与などの機能が一元管理できる
  • 月額2,178円/店舗〜で3つのプランから選べる

ARROWはフェアフィールド・バイ・マリオット難波(ホテル)や麗澤大学(大学)などでの導入実績がある労務管理システムです。

年末調整や電子申請などの労務管理機能だけでなく、シフト管理や勤怠管理、給与計算などの機能がワンパッケージで一元管理できる点が魅力。1つのソフトで労務に必要な機能を完結できるオールインワン型のシステムです。

料金は月額2,178円/店舗〜で、店舗規模や必要な機能、データ保持期間に応じて3つのプランから選ぶことができます。オプションで独自カスタマイズや端末レンタルも可能で、用途に合わせた利用が可能です。

提供会社

株式会社S&A

導入実績

・フェアフィールド・バイ・マリオット難波(ホテル)

・麗澤大学(大学)

・志な乃亭(飲食)

など

機能

入退社の手続き

-(要問い合わせ)

従業員情報の管理

-(要問い合わせ)

雇用契約の手続き

マイナンバー管理

-(要問い合わせ)

年末調整の手続き

電子申請

サポート体制

・問い合わせフォーム

・電話

他システムとの連携

-(要問い合わせ)

無料トライアル

60日間

初期費用

-(要問い合わせ)

利用料金

月額2,178円/店舗〜

freee人事労務

freee人事労務

画像引用:freee人事労務

おすすめポイント
  • 勤怠管理や給与計算など人事労務業務全般に対応
  • ニーズにあわせて選べる4つのプラン

freee人事労務は、ラクスル株式会社(IT・ソフトウェア)や株式会社山本商店(小売)などでの導入実績がある労務管理システムです。

基本的な労務管理機能だけでなく、勤怠管理や給与計算など人事労務全般に幅広く対応。freee会計や様々な他社サービスとの連携も対応しており、機能が豊富な点が特徴です。

プランは必要な機能に応じて4つから選択が可能。労務管理機能(管理者による年末調整入力以外)は、スタータープラン以上で利用できます。どの業務まで効率化したいかによってプランを選びましょう。

提供会社

freee株式会社

導入実績

・ラクスル株式会社(IT・ソフトウェア)

・株式会社山本商店(小売)

・株式会社タイセイ(商社・製造)

など

機能

入退社の手続き

〇(プランによる)

従業員情報の管理

〇(プランによる)

雇用契約の手続き

〇(プランによる)

マイナンバー管理

〇(プランによる)

年末調整の手続き

〇(プランによる)

電子申請

〇(プランによる)

サポート体制

・メール

・チャット

・ヘルプページ

・電話サポート

(オプションまたはアドバンスプラン)

他システムとの連携

・freee会計

・ハーモス勤怠

・オフィスステーション

など

無料トライアル

あり

初期費用

0円

利用料金

1ユーザー:440円~/月

(※基本料金は要確認)

社労夢Company Edition

社労夢Company Edition

画像引用:社労夢Company Edition

おすすめポイント
  • 雇用保険や社会保険、労働保険の申請手続きを支援
  • 一括電子申請に対応

社労夢Company Editionは全国社労士事務所で2600社の導入数を誇る「社労務シリーズ」を一般企業向けに展開した労務管理システムです。

雇用保険や社会保険、労働保険の申請手続きを支援するシステムで、電子申請に特化している点が特徴。入社手続きや年末調整入力などは、同社の電子申請システム「Direct HR」や年末調整データ収集システム「eNEN」との併用で実現可能です。

また、一括電子申請や一括公文書ダウンロード、申請履歴の確認などに対応しています。そのため、申請に関する手間を大幅に削減することが期待できる点も強みです。

提供会社

株式会社エムケイシステム

導入実績

全国社労士事務所導入数2600社

(社労夢シリーズ)

機能

入退社の手続き

〇(DirectHRで対応)

従業員情報の管理

-(要問い合わせ)

雇用契約の手続き

〇(DirectHRで対応)

マイナンバー管理

年末調整の手続き

〇(eNENで対応)

電子申請

サポート体制

・導入から運用開始まで専任スタッフがサポート

・サポートサイト

他システムとの連携

-(要問い合わせ)

無料トライアル

2ヶ月間

初期費用

0円

利用料金

45,000円〜/月

※従業員人数や利用アカウントなどによって変動

労務管理システムを導入するメリット

労務管理システムを導入するメリット

ここまで読んで「労務管理システムを導入するか迷っている」という方に向けて、労務管理システムを導入するメリットをあらためて解説します。

従業員のデータを一元管理できる

労務管理システムを導入することで、従業員の住所や家族などの情報を一元管理できます。

紙で管理する手間がなくなる上、検索も便利になるため、従業員情報の管理にかかる工数の大幅な削減が期待できる点がメリットです。

行政への書類提出の手間を削減できる

電子申請が可能なシステムなら、わざわざ行政へ足を運ぶ必要性がなくなり、書類提出の手間を削減できます。

また、提出書類に不備があった場合も、システム上で修正が可能です。

法令改正に対応できる

労務管理システムの利用により、工数をかけずに法令改正に対応できる点もメリットです。

システムを利用していない場合、法令改正がある度に社内規定の見直しや確認が必要になり、手間がかかります。また、法令に対応できなければ懲役や罰金が科せられるリスクもあります。

しかし、システムを利用していれば、最新の法令に従った運用が可能です。

おすすめの労務管理システムを紹介しました

本記事では、労務管理システムの比較ポイントやおすすめ製品を紹介しました。内容を簡潔にまとめると以下の通りです。

  • 労務管理システムを利用すれば社内の労務手続きを効率化できる
  • 自社に必要な機能を明確にして選定する
  • 対応可能な業務範囲やデータ連携・電子申請の可否などに注目して選定する

本記事の内容を参考に、自社に合った労務管理システムはどれか検討してみてください。